笑顔で円満な相続・司法書士・行政書士伊藤祐基のブログ

汗をかきながら揉めないための相続を研究している名古屋市の司法書士・行政書士です。『揉めない相続研究所』 自分の考えや、相続のこと、思ったことなどを自由に書いていきます。

『解釈』と『事実』を区別すること!

SMGグループに在籍させてもらってた時に、『すごい会議』というものを体験させて

もらった。

 

そこですごく勉強になったことがある。

 

それは、『解釈』『事実』を区別すること!

 

もう少し説明すると、

今はあなたが話していることは、自分の主観や意見なのか?それとも明らかなデーターや事柄なのか?を区別すること。

 

例えば

 

孫正義はお金持ちである。』

これは『解釈』ですか?それとも『事実』ですか?

 

皆さんはこの質問に、どう答えるだろうか?

 

 

 

当然これは、『解釈』となる。

 

世界の大富豪である

ビルゲイツMicrosoft

アマンシオ・オルテガZARA

から孫さんを見れば、お金持ちかどうかは、断定できない。

 

一般論からすれば、孫正義はお金持ちだと思うが、

このルールからすると、間違いなく自分の主観である。

 

つまり立場によって、変動するものは『事実』ではないということ。

 

 

先ほどの孫さんのお話を『事実』ベースにして話をすると

孫正義は、財産法人「東日本大震災復興支援財団」に40億円、

赤十字や自治体に60億円を寄付した。』

 

そしてこの『解釈』『事実』を社内会議でも区別して話をすることが

大切だと教わった。

 

会議には、いろいろな立場の人がいる。

話す人の地位・肩書によって主観も変わる。

主観という『解釈』よりも、明らかなデーターである『事実』の方が、

言葉の説得力や信頼性が上がり、議論がしやすくなるらしい。

 

これは会議に限ったことではない。

日頃の相談ごとやコミュニケーションでもきっと役に立つのだと思う。

 

今自分が話していることが、『解釈』なのか?『事実』なのか?

を意識するだけで、会議の密度が変わりますよ!

 

オススメです。 

 

 

ただし、妻との口喧嘩の時には、絶対に用いていけません。

喧嘩の時間が長くなります・・・・(笑)

 

秘伝すごい会議

すごい会議ワークブック2014‐15