成年後見人に家族がなるためには?
成年後見人に家族や身内がなるためには、様々な条件が課せられています!
裁判所は、家族や身内が成年後見になることを、積極的には進めません。
なぜならば、親子や親族が財産管理をする場合と、第三者(弁護士・司法書士)が財産管理をする場合を比べると、親子や親族が財産管理をする方が、なあなあで管理されてしまうリスクが高いからです。
親のお金と第三者のお金では、管理する方の緊張感も変わってきます。
もちろん、裁判所ら第三者が成年後見人になる場合でも、極力第三者に管理させない方法を取らせます。
簡単に言うと、現金は信託銀行に信託させます。
成年後見制度は制度自体の不備について、様々な議論があります。利用する時は、必ず専門家に相談してくださいね。