遺言執行者になるときの私の信念とは?
遺言書を作成する時に、遺言執行者を定めるケースがあります。
『遺言が必ず執行されるのか?心配だ』
『第三者が入って相続手続きをしてもらったほうが、安心できる。』
など理由は様々です。
遺言者は、自分の思いの通りに遺言が実現されるかどうかについて、常に不安に思うものです。
私も6件ほど、受任させてもらている。
でも基本方針としては、私は遺言執行者を受任しない方向で話は進める。
なぜなら、相続に部外者が入ると揉める確率が上がるからだ。
皆さんならどう感じますか?自分にとって相続分が少ない遺言書を
実行していく人間が第三者だったら・・・
だから、私が遺言執行者を受任させてもらう基準は、『私が介入することで揉めない確立があがるかどうか。』です。
つまり、私は法律的な知識もさることながら、一人の人間としてより多くの方に信頼される人間でなければならない。
私は人間力を上げなければならい。
私が思う人間力とは『感謝・素直・誠実』です。
今日とある方の対応に、怒りの感情が出てしまった。
あまりに理不尽な対応だったので、私の口調も怒りを発してしまった。
私の人間力もまだまだですね。
自分の正当性を伝えるため、怒りのエネルギーを使うことは
情けない話です。
事実は指摘し、余分な解釈までも相手に押し付けない。
愛と許容をもって物事に取り組みたいです。