笑顔で円満な相続・司法書士・行政書士伊藤祐基のブログ

汗をかきながら揉めないための相続を研究している名古屋市の司法書士・行政書士です。『揉めない相続研究所』 自分の考えや、相続のこと、思ったことなどを自由に書いていきます。

あなたにとって不要なモノでも、誰かにとっては必要なモノ。

市街化調整区域に家を建てる人とは、限られています。

 

①市街化調整区域=その土地を、街にすることを調整している区域

②市街化区域=その土地を、どんどん街にしてい欲しい区域

 

②は、誰がその土地を購入しても、建物を建てれます。

(ただし、建物の種類は制限される。)

 

しかし、①は、特定の者しか建物を建てれないので、建物建設を目的とする場合は、

購入は制限されしまいます。

 

よって、①の土地の時価は、②と比べると高価になります。

 

これって意外に不公平だと思いませんか?愛知県内の一般住宅の話しですが、

①の土地であれば、最低でも1000万円前後はします。

②の土地であれば、200万円から存在します。

 

土地の金額でこれだけの開きがあれば、建物の建設に大きく影響します。

 

人口減少が進み、空き家が急速に増えています。

リフォーム・リノベーションといった観点から建物の再利用は、

益々需要が進みますね。

 

あなたにとって不要なモノでも、誰かにとっては必要なモノ。

 

メルカリの精神は、空き家にも通じるものがありますね。