笑顔で円満な相続・司法書士・行政書士伊藤祐基のブログ

汗をかきながら揉めないための相続を研究している名古屋市の司法書士・行政書士です。『揉めない相続研究所』 自分の考えや、相続のこと、思ったことなどを自由に書いていきます。

遺言書を書く時は、遺留分を必ず考える

現状の民法には、遺留分減殺請求という制度があります。相続人であれば、一定の相続財産を保証される。たとえば、親と絶縁した子供でも相続財産は保証はされています。

 

 

共に民法にある『遺言』という制度と『遺留分減殺請求』とい制度は、公園にあるシーソーのような関係です。

被相続人の意思VS相続人の生活権・期待権の保証

一方が重すぎするとシーソーは、役割を失い成立しなくなります。

 

 

この均衡を考えることこそ、揉めない相続の役割だと考えております。